レジメンの変更について

米国DHHS 成人抗HIV治療ガイドライン(2018年3月27日版)

ウイルス学的抑制が得られている状態における抗ウイルス療法の最適化

初回治療の推奨レジメン

HIVと共に生きる人々に広く推奨されるレジメン

持続的なウイルス学的効果、良好な忍容性及び毒性プロファイル、及び使いやすさが実証されているレジメン

a:3TCはFTCで、FTCは3TCで代替することができる。NRTI2剤の合剤としてABC/3TC、TDF/3TC、TDF/FTC及びTAF/FTCが販売されているほか、単剤としても販売されている。3TCとFTCのどちらを選択するかを判断する際には、各薬剤の費用、適応及びアベイラビリティ等を考慮する必要がある。

b:TAF及びTDFはFDAで承認されたテノホビル製剤である。TAFは、TDFよりも骨や腎臓への毒性作用が軽減されており、一方、TDFでは血中の脂質低下が認められている。
どちらの薬剤を選択するかは、安全性、費用及び適応等を考慮する必要がある。

c:RALは1回400mgを1日2回服用または1日1回1,200mg(600mg錠×2)服用が可能な薬剤である。

※BICは日本未承認

厚生労働省 抗HIV治療ガイドライン(2018年3月改訂版)

初回治療として選択すべき抗HIV薬の組み合わせ

大部分のHIV感染者に推奨される組み合わせ

薬剤の略称は下記の略語を参照、+rtv:少量のrtvを併用。

*1 EVG/cobi/TAF/FTC、TAF/FTCの投与開始時にはクレアチニンクリアランスが30mL/min以上であることを確認すること。

*2 EVG/cobi/TAF/FTC、DTG/ABC/3TC、EVG/cobi/TDF/FTC、RPV/TDF/FTCは1日1回1錠の合剤である。

*3 HLA-B5701を有する患者(日本人では稀)ではABCの過敏症に注意を要する。ABC投与により心筋梗塞の発症リスクが高まるという報告がある。

*4 RALは2018年6月からRAL600mg錠の2錠(1,200mg)を1日1回内服か、RAL400mgを1日2回内服が可能である。

注(1):ABC/3TC、RPVは血中HIV-RNA量が10万コピー/mL未満の患者にのみ推奨。ただし、DTG/ABC/3TCはその限りではない。

注(2):RAL400mg錠以外はすべてQD(1日1回内服)。RAL600mg錠は、1,200mgを1日1回内服。

注(3):以下の薬剤は妊婦にも比較的安全に使用できる(DHHS perinatal guidelines 2017):TDF/FTC、ABC/3TC、DRV+rtv、RAL。

【トリーメク配合錠の用法・用量】

通常、成人には1回1錠(ドルテグラビルとして50mg、アバカビルとして600mg及びラミブジンとして300mgを含有)を食事の有無にかかわらず1日1回経口投与する。

TRMQ00103-D1902D 改訂年月2019年2月