*本邦において承認された効能又は効果に関連する注意は以下の通りである。
・ボカブリア水懸筋注及びリカムビス®水懸筋注は、ウイルス学的失敗の経験がなく、切り替え前6ヵ月間以上においてウイルス学的抑制(ヒト免疫不全ウイルス[HIV]-1 RNA量が50copies/mL未満)が得られており、カボテグラビル及びリルピビリンに対する耐性関連変異を持たず、ボカブリア水懸筋注及びリカムビス®水懸筋注への切り替えが適切であると判断される抗HIV薬既治療患者に使用すること。
・ボカブリア水懸筋注及びリカムビス®水懸筋注の投与の前にカボテグラビル経口剤をリルピビリン経口剤との併用により1ヵ月間(少なくとも28日間)を目安に経口投与し、カボテグラビル及びリルピビリンに対する忍容性が確認された患者を対象とすること。
・ボカブリア水懸筋注及びリカムビス®水懸筋注による治療にあたっては、患者の治療歴及び可能な場合には薬剤耐性検査(遺伝子型解析あるいは表現型解析)を参考にすること。
ボカブリア+リカムビス®
日本初、持効性HIV-1感染症治療薬
このWebサイトでは、ボカブリア+リカムビス®についての情報をご覧いただけます。
さまざまなサポートツールもご活用いただけます。
初回の注射治療後は、1年に12回または6回注)の治療になります
注)ただし、治療開始後初めの1年は7回の治療
※ 対照薬群は2NRTI+INSTIまたはNNRTIまたはPIを経口投与
ボカブリア+リカムビス®の概要
日本初の持効性HIV-1感染症治療薬です
ボカブリアとリカムビス®による治療は、ウイルス学的失敗の経験がなく、切り替え前6ヵ月間以上においてウイルス学的抑制(ヒト免疫不全ウイルス[HIV]-1 RNA量が50copies/mL未満)が得られており、カボテグラビルおよびリルピビリンに対する耐性関連変異を持たない成人HIV-1感染症患者さんに用いられます2,3。
次の2種類の薬剤を臀部筋肉内投与する治療法です。
ボカブリア水懸筋注(カボテグラビル持効性懸濁注射液):インテグラーゼ阻害剤(INSTI)
リカムビス®水懸筋注(リルピビリン持効性懸濁注射液) :非核酸系逆転写酵素阻害剤(NNRTI)
この2種類の注射は懸濁液であり、1ヵ月に1回または2ヵ月に1回投与します2,3。
初回の注射治療後は、1年に12回または6回の治療になります。
主な臨床要件2-5
- ウイルス学的失敗の経験がなく、切り替え前6ヵ月間以上においてウイルス学的抑制が得られている成人HIV-1感染症患者(HIV-1 RNA量 50copies/mL未満)。
- カボテグラビルおよびリルピビリンに対する耐性関連変異を持たない。
- カボテグラビルおよびリルピビリンの禁忌または併用禁忌がない。
相互作用
ボカブリア+リカムビス®持効性のメカニズム
日本初の持効性HIV-1感染症治療薬であるボカブリアとリカムビス®の持効性のメカニズムをご紹介しています。
サポートツール
患者さん向けの治療についての冊子など、さまざまなサポートツールをご用意しています。
ボカブリア+リカムビス®による治療を始められる方、治療中の方向けに詳細な情報をご紹介いただけます。
1ヵ月に1回投与の方向けと、2ヵ月に1回投与の方向けの2種類をご用意しています。
引用文献
- Swindells, S., et al.: N Engl J Med 382(12), 1112-1123(2020)[本試験に関する費用は、ヴィーブヘルスケア(株)及びヤンセンファーマ(株)の支援を受けた。著者には、ヴィーブヘルスケア(株)及びヤンセンファーマ(株)の社員が含まれる。]
- ボカブリア水懸筋注 電子添文 2023年8月改訂(第3版)
- リカムビス®水懸筋注 電子添文 2023年8月作成(第2版)
- ボカブリア錠 電子添文 2023年8月作成(第3版)
- エジュラント®錠 添付文書 2023年8月改訂(第5版)
PM-JP-CBR-WCNT-220004 | 作成年月2023年12月