注射の準備・投与方法

バイアルの振とう前に、バイアル内に異物や変色がないことを確認してください。振とう後は、懸濁液が均一に見えることを確認してください^1,2 。詳細は「ボカブリア＋リカムビス^®使用説明動画」で、確認してください。

シリンジに吸引後、ただちに使用しない場合は、常温（25℃以下）で保存し、2時間以内に使用してください。
2時間以内に使用しなかった場合は、廃棄してください^1,2。

バイアルに1mLの空気を注入すると、シリンジに投与量を吸い上げやすくなるためです。
空気を注入しなかった場合、薬液がバイアルに逆流し、シリンジに投与量よりも少ない量しか吸引できないことがあります^1,2。

いいえ、決まった順番はありません。しかし、それぞれの薬剤は、同じ日に臀部の筋肉の異なる部位（左右異なる側または2cm以上間隔をあける）に投与してください（例：ボカブリアを左側の腹側臀部に、リカムビス^®を右側の腹側臀部に投与する）^1,2。

主要な神経や血管から離れた位置にあり、一般的に背側臀部よりも脂肪組織の層が薄いため、腹側臀部が推奨されます。
しかし、どちらの部位に投与する場合でもZ-track法を用いてください³。